基盤地図情報のご案内
平成20年4月から、国土地理院のサイトより「基盤地図情報ダウンロードサービス」が開始
されました。基盤地図情報は5m標高メッシュや1:25000地形図等、各種の地形データ
から成りますが、特筆すべきは白地図つまり都市計画基図と呼称される1:2500
デジタルマッピング地形図をベースに作られた基盤地図情報を含んでいる、ということです。
このデータは下記の13種:
(1)測量の基準点 (2)海岸線 (3)公共施設の境界線(道路区域界)
(4)公共施設の境界線(河川区域界)(5)行政区画の境界線
(6)道路縁 (7)河川堤防の表法肩の法線
(8)軌道の中心線 (9)標高点
(10)水涯線 (11)建築物の外周線
(12)市町村の町・字の境界線
(13)街区の境界線
から成るものですが、要約すると、道路縁と建物形状、鉄道(軌道)、水涯線、行政界といった
謂わば「デジタルマッピング(DM)地形データ」の核心部分を含んでいます。
これらの項目がどのようなデータかは、実例を見るのが「百聞は一見にしかず」で、下の
「基盤地図情報の表示例」をご覧になって下さい。
このDMデータの中核部分を無償で使用できるのが「基盤地図情報ダウンロードサービス」です。
このサービスは、まずXML形式でダウンロードするステップ(下の「基盤地図情報のダウン
ロード手順」)と、XML形式のデータを読み込んでDMファイルに変換するステップ(下の
「基盤地図情報をDMへ変換する手順」)の2段階から成ります。
DMデータがあれば、弊社のDM汎用ツール(UniMap/DM−Xmap/DM−μGIS)
により、DMデータをEPSファイルやDXFファイルに変換でき、デザインやCAD、CGに利用
できます。ご活用よろしくお願い申し上げます。
基盤地図情報のアドレスは http://www.gsi.go.jp/kiban/index.html です。
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基盤地図情報ダウンロードサービスはhttp://fgd.gsi.go.jp/download/です。
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